パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区に行ってみた。

      2019/10/19


「降誕教会」

「降誕教会」

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区、ベツレヘムに行ってみた。

「パレスチナに行ってくる」というと、危ない!絶対危険!死刑!なんて友人に言われたが、全く危険な目に合わなかった。

むしろパレスチナ人は「ビッグウェルカム!」「もっとパレスチナを見て行ってくれ!」「日帰り?見所はたくさんあるんだぜ!」「真実を伝えてくれ!」と言われます。

僕らはジャーナリストではないので、パレスチナ問題を上手く伝えれません。

ただ僕らが見た中で、『差別』と言われる物を多々見てきました。
それは後ほど。

今回はパレスチナ初の世界遺産、ベツレヘムの「降誕教会」へ。「降誕教会」はイエスが生まれた場所に教会を建て聖地としてまつれている。

「降誕教会」

「降誕教会」

イエスキリストが生まれた場所が、なぜ2012年なって世界遺産に登録されたのか。

それはイスラエルとアメリカの反対があったからです。

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 パレスチナには世界遺産の基準を満たしている箇所が多数あり、現在その多くが世界遺産に申請されている。例えば、ヘブロンにある、旧約聖書に登場するアブラハムとその家族の墓とされるマクペラの洞穴。またエリコのヒシャーム宮殿はパレスチナ屈指の考古学遺跡で中東最大のモザイクの床が有名だ。その他にもナブルス旧市街、死海、ジェルズィン山とサマリア人集落などなど。

パレスチナはこれらの歴史的建造物を世界遺産に全て登録したいのだが、イスラエルと仲良しのアメリカが大反対。

なぜって?

登録されたらパレスチナに観光客が増え、パレスチナでイスラエルがやってる差別行為を世界中の人に見られてしまうため。

ユネスコ機構の3割を出資してるアメリカが、反対している影響で長い間、「降誕教会」は世界遺産にならなかったが、2012年晴れて世界遺産に登録された。今後、たくさんの世界遺産がパレスチナから出てくるだろう。せっかくの機会に、未来の世界遺産巡りもいいかも。

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