【事件】チュニジアの空港でATMからカードが出てこなくなった!
2019/10/19
嘘の様で本当の話。
チュニジアの首都、チュニス・カルタゴ国際空港でお金を引き出そうとしたら現金もカードもATMから出てこなくなりました。
まず、新しい国に到着後する事。それは現地のお金を確保する事です。
現地のお金を確保するには2つの方法があります。
両替
チュニジアの前がイタリアでユーロ通貨を多少持っていた。とりあえず宿までの交通費をユーロから両替する
ATM
海外のATMで現金を得る場合、キャッシュカードよりもクレジットカードでキャッシングをした方が断然お得。キャッシングというとイメージが悪いですが、旅慣れた方なら1番レートが良いのは皆知ってます。ATMにはVISA対応、MASTAR対応など明記してるので安心。私達はクレジットカード2枚づつ、キャッシュカード1枚づつ持っていました。それぞれサブ、メインなど役割を分けてました。
ATMカード吸い込まれ事件詳細
ATMからカードが戻ってこなくなった瞬間、本気で青ざめました。ドンドン叩いてもビクともしません。
これはマズいと思い空港警察へ。事情を説明すると警察官のお兄さんどこかに電話。
結論、今日(金曜日)は対応不可。土曜日、日曜日は銀行はお休みなので対処不可能。月曜日に銀行の本社へ行き、事情を説明しろと。
チーン。
おそらく日本だったら速攻スタッフが飛んでくると思います。
しかしそこは外国。こうなったら、どうにもならない事はわかってます。ひとまず手持ちのユーロを両替し、月曜日までチュニスから動かない事にしました。
数日後、銀行の本社へ。
一応、フランス語(チュニジアの母国語はアラビア語とフランス語)のカンペを用意し、「空港のATM、私のクレジットカード、戻ってこない、金曜日」と伝えようとしたが、さすがは行員さん英語ベラベラ。しかも日本人かと思うくらいテキパキ。
クレジットカードの色、番号、VISAなど事細かく伝え、更にパスポートのコピーを取った。手際の良い行員さんが「明日のお昼まで来てね」と言われる。この人が言うなら仕方ない。ここは信じるしかないなと、もう1日我慢した。
次の日期待して行くと、カードを救出!本当久々に泣きそうになりました。
行員さん「迷惑かけてごめんね。ようこそチュニジアへ。素敵な旅行を楽しんでね♪」これだけでチュニジア大好きになりました。
旅はトラブルがつきもの。トラブルを対処して経験値が上がるなんて言いますが、スタートして半年。旅に慣れていたんだと思います。
イタリアからチュニジアに入った際、数百ユーロ持っていたので50ユーロほど両替し、宿までのタクシー代や初日の宿泊代など確保してから、ゆっくり銀行に行けば良かったのですが...慣れがよくなかったのかも。
ATM吸い込まれ事件以来、空港ではキャッシングせず、必ず街のデカい銀行のATM、それがない場合は旅行者が比較的使ってるATMでキャッシングするようにしました。