トランジットの裏技 | 効率良く旅行する方法

      2017/02/14


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飛行機で目的地に向かう際、途中経由地で乗り換えがあったりするケースがあります。近年、東京から安いフライトを探すと、仁川(韓国)乗り換えや、上海乗り換えが一般的です。今回はトランジットを有意義に過ごす裏技について書きます。

一般的なトランジット

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経由地に到着後、トランジットエリアで次のフライトで目的に向かう。
一般的なトランジットケースだが、経由地に到着後、経由地では入国せずトランジットエリアから次の目的地に向かうパターンだ。パスポートには経由地の入国スタンプが押されないので、経由地に入国したとはいえない。

例)東京からクアラルンプールを経由してバンコクに行く

東京を出発し、クアラルンプールに到着するのが現地時間の深夜2時。次のフライトが朝の9時だった場合は、クアラルンプール(マレーシア)に入国する事なく、朝のフライトまでトランジットエリアで待つ事ができる。

メリット

預けた荷物を受け取る事もなく、トランジットエリアで身軽な状態で次のフライトを待つ事ができる。また、トランジットエリアには、航空券を持っていない人は入れない。
航空券を持っている人のみが滞在できる場所と、航空券を持ってない人でも行き来ができる空港。発展途上国など治安の悪い国などは、旅行者をターゲットにした犯罪も多い空港があったりし、そういった国ではトランジットエリアは一番安全とも言われている。

デメリット

空港の外に出れず、お腹が空いた場合、比較的物価の高い空港のレストランを使わざるおえない。また、パスポートに経由地の出国入国スタンプも押されないので、経由地に行った気にはなれない。


経由地に到着後、一度入国をしなくてはいけないパターン

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●経由地に到着後、経由国に入国審査を受け、再度次のフライトのためにカウンターで発券してもらう。

このケースは非常に面倒なパターンだ。次のフライトまで、ある程度時間があるとトランジットエリアではなく、一度経由国へ入国し、荷物を受け取り、再度空港カウンターで次のフライトチケットを発券、荷物を預けるというケースだ。

例)東京からクアラルンプールを経由してバンコクに行く

東京を出発し、クアラルンプールに到着するのが現地時間の夜23時。次のフライトが朝の7時だった場合は、クアラルンプール(マレーシア)に一度入国し、空港カウンターでチケットを発券し、出国審査を受けバンコクへのフライトに乗る。

メリット

経由国に入国できるので、タクシーなどをチャーターし、短時間で経由国の有名所を周り現地の美味しい料理も食べる事が可能。また入国出国スタンプもパスポートに押されるので、経由国に行った証しが残る。

デメリット

スーツケース持っている場合など、一度荷物を受け取り、スーツケースを持って動かなくてはいけない。 日本のようにコインロッカーがない国もたくさんあり、行動に制限がかかる。

トランジットの裏技

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チケットを購入する際、トランジットの方が安いケースの場合、時間にも見る様にしましょう。
参考までに私達の体験を明記します。

エジプトからアブダビを経由してケニアに行った

エジプロのカイロを出国する際、アブダビの到着時間は現地時間の1時。次のフライトは7時だったので、6時間の空き時間。このケースは預け荷物をアブダビで受け取る事もなく、トランジットエリアで過ごす事ができた。
ただ、私達は預け荷物を受け取る事なくアブダビで有名観光地に行く事ができた。

まず、カイロ(エジプト)の空港カウンターでカイロからアブダビ、アブダビからケニアのチケットを発券してもらう。その際、カウンターの係員にアブダビでは手荷物を受け取らず、トランジットエリアから次のフライトに乗れる事を確認した。

現地時間の1時にアブダビに到着後、トランジットエリアには向かわず入国カウンターへ向かった。そう、アブダビ(UAE)に入国するためだ。もちろん入国審査官によっては入国はNGと言われるだろう。ただし、フライトで疲れたからホテルで休みたい、見たい観光名所があるから、写真を撮ったらすぐに空港に戻ってくるなど、正当な理由があれば入国できる。ちなみに観光ビザが有料な国の場合はオススメしない。

私達は入国審査官に「疲れたしホテルで寝た〜い。」と説明すると、すんなりと入国できた。
預け荷物は次のケニアの便に乗せるため、受け取る事がない。そう、身軽な状態で観光ができるケースを作った。
空港の外に出たのは2時過ぎ。そこからタクシーをチャーターし、シェイクサイドモスクへ向かい観光し、空港に戻ってきたのは5時過ぎ。空港カウンターで発券の手続きは不要なので、出国審査のみでトランジットエリアへ行く事ができた。

ギリシャからアブダビを経由して日本に帰った

2015年はギリシャから日本に帰る途中アブダビにトランジットで強行観光しました。その時の様子を書いてます。

→アブダビ トランジットで6時間の強行観光に行ってみる

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最後に書いておくが、治安の悪い国だったら絶対にオススメはしません。私達はアブダビに行く前の2ヶ月前に一度ドバイで治安のよさ、タクシー制度の仕組みを理解し、アブダビは安全という確証があったので決行しました。
短時間で経由国を満喫する場合は、必ず経由国の安全情報も事前に調べておきましょう。

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トランジットに便利なグッズ

長時間空港に滞在する時や、飛行機の中で意外と便利なのがコンパクトに包めるダウンジャケット。特にアブダビなどの中東の空港は冷房がガンガンきいており、30分も座っていると体が冷えて寒くなってきます。また中東に限らずLCCの機内もガンガン冷房が入ってる事がよくあります。私達夫婦は持込み荷物の中にコンパクトになるダウンジャケットを常に携帯しております。これがあるおかげで快適な旅行をすることができてます。


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