「てるみくらぶ破綻」から学ぶ格安海外旅行のリスクを回避する3つの方法
2018/02/03
2017年3月、突然のニュースでしたが格安パッケージツアーを主催している「てるみくらぶ」が倒産しました。
それに伴い、これから旅行にいく予定で振り込んでいた方、また旅行中でホテルや帰りのフライトを余計に支払った方など多数いたかと思います。「格安で海外旅行ってリスクなんじゃないか?」
「そもそも海外旅行に行くのが怖い!」
なんて声もちらほら。なので今回は格安海外旅行のリスク回避と思考について書くようにします。
てるみくらぶって使ったことありますか?
てるみくらぶを使ったことはあります。筆者(今回は夫)が社会人2年目、たしか2009年くらいの時、友人と台湾旅行に行った際にてるみくらぶを利用しました。
ホテルはちょっと古めのビジネスホテルでキャセパシフィック直行便の往復、台北からホテルまでの送迎付きで3泊4日で3万円くらいと確かには破格でした。
余談ですが一緒に行った友人がHISに勤めていたのですが、HISよりも圧倒的にてるみくらぶの方が安いとのことで申し込みをしました。
格安海外旅行のリスク回避方法
「安いものには裏がある」「ただより高いものはない」なんて言葉がありますが、その通りです。
私は経験したことないですが、格安パックの海外旅行の多くが、深夜や早朝発着便だったりします。また、フリーツアーと言われるバスツアーですと無理やりお土産屋に寄らされたりなんて事もあったりと。。。
航空券について
私はスカイスキャナーで検索したのち、なるべくエクスペディアや楽天トラベルなど、比較的大手のIT系企業が運営する代理店を利用します。
また、LCC(格安航空会社)の場合は直接申し込んだりもしております。直接の場合は運が良いとキャンペーンフライトもあったりします。
ここでのリスクは航空会社の破綻になりますが、確率的にはかなり低いので、破綻した場合は運が悪かったとしか言いようがありません。
また格安航空会社で行く場合に気をつけなくてはいけないのは、発着時間になります。深夜早朝便の際には電車が動いている時間に到着できるか、また海外渡航先の到着時間が深夜の場合でも安心してタクシーに乗って良いかなどです。
日本の場合はそこまで気にしてませんが、海外渡航先の到着時間が深夜はなるべく避けるようにし、日が上がっているうちに到着するようにします。その方が、空港からホテルまでバスなどの公共機関を使う事ができるので、安く移動することができます。
「安かろう悪かろう」なんて言いますが、格安航空券を使って深夜に到着し、郊外の空港から深夜料金のタクシーに乗ったら結局正規料金より高くつくなんてこともありますからね。
航空券を買う際に参考にしてるサイト
体験記
LCCを使って香港に行ってみた
ホテルについて
ホテルも航空券同様スカイスキャナーで検索したのち、なるべくエクスペディアやbooking.comなど、比較的大手のIT系企業が運営する代理店を利用します。
その際に気をつけることはなるべく航空チケットとは別の代理店を使うことです。また、家族旅行(例えば親を連れて一家大移動)の際には複数の代理店で同じホテルを抑えるというのもリスク回避のポイントです。
以前、妻の家族と香港旅行に行きましたが、航空券とホテルは各家族で取るようにしました。別のフライトになったりもしますが、現地で夕食とイベントだけは一緒、それ以外は各自自由というルールでした。
私たちは香港エクスプレス、妻のお父さんたちはJAL(HISから)、妻のお姉さん家族はANA(マイル)と、それぞれの予定に合わせて飛行機をとりました。またホテルもHIS、直接予約、booking.comなど綺麗などバラバラに。一見仲の悪い家族に見えますが(笑)高額なホテルになればなるほどリスク回避は重要です。
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ホテル予約をする際に参考にしてるサイト
体験記
支払い方法について
航空券もホテルも支払い方法はクレジットカードを選択できればより安心です。今回のてるみくらぶも現金振込によっておきた事件ですが、これがクレジットカードなら回避できた問題です。
現金振込は企業側も即金できるメリットはあり、安くツアーを作ることができますが、利用者にはリスクしかありません。「安物買いの銭失い」なんて言いますが、海外旅行の現金振込は可能な限り選択しないのがリスク回避です。
世界一周経験者、商社マン、海外駐在員が選ぶベストクレジットカード
対処方について
それでも何らかしらのトラブルにあった場合はどうすればよいのでしょうか。
結論お金で解決すれば良いです。ちょっとぶっきらぼうかと思いますが、てるみくらぶのようなに会社が破産したなんてことがあったら、どうしようもありません。諦めて別で予約するしかありません。クレジットとネットが繋がる場所があればホテルも航空券もスマホから予約は可能です。
また、てるみくらぶのように会社破綻ではなく、飛行機の遅延や欠航に伴う保証(ホテル代)などは海外保険でカバーできます。
まとめ
海外旅行は確率は限りなく少ないですがリスクはあります。もちろん国内旅行も同様に。なのでそのリスクを少しでも回避できるよう、予め予算には余裕を持って予約することをオススメします。